グルテンフリーで変わる人・変わらない人、その差はどこにあるのか

こんにちは、Dr.MaMaです。
昨日は「腸漏れ」の話をしました。
今日は、もう少し具体的な話をします。

「グルテンフリーを試したけど、変わらなかった」

外来でよく聞く言葉です。
SNSや本で見て、
一生懸命続けたのに、
思ったような変化がなかった。
そういう方が、
本当にたくさんいらっしゃいます。
だから諦めてしまう。
「自分には効かないのかな」と。

でも、ここで少し考えてほしいのです。
グルテンフリーで劇的に改善する人も、
確かにいます。
同じことをしているのに、
なぜ結果が違うのか。

答えは、「その人の主な火種が何か」
による、からです。

昨日お伝えした通り、
アトピーの根本原因は一つではありません。

アトピーの「火種」は人によって違う
腸の問題が主な人
自律神経の乱れが主な人
血流が問題の人
栄養の偏りが主な人
あるいはそれが複合している人

グルテンフリーが効く人は、
「腸へのダメージ」が
主な火種になっている人です。


ここで少し、
グルテンについてお伝えします。

小麦に含まれるグルテンは、
腸の粘膜を傷つけやすい性質があります。

昨日お伝えしたリーキーガット、
その原因の一つがグルテンです。

さらに、グルテンには依存性があります。
「パンやパスタをやめられない」
「小麦を食べると落ち着く」
そう感じている方、
実はグルテンの依存性が
関係しているかもしれません。

そしてもう一つ、
あまり知られていないことがあります。

日本人の腸は、
小麦を想定していません。

日本人が何千年もかけて
食べ続けてきた穀物は、米です。
小麦が日本の食卓に広まったのは、
戦後のことです。
腸はその民族が
長い歴史の中で食べ続けてきたものに
最も適応しています。
欧米人の体に合った食生活を
そのまま真似ることには、
リスクがあるんです。


砂糖の話も少しさせてください。
「甘いものを食べるとアトピーが悪化する」
そう感じている方は多いと思います。
これには、ちゃんと理由があります。

砂糖を摂ると血糖値が急上昇します。
するとインスリンが大量に分泌されて、
今度は血糖値が急激に下がる。
この「血糖値スパイク」が
全身の炎症を引き起こします。

私が2024年に自分の体で実験したのも、
まさにこれです。
意図的に血糖値スパイクを
起こし続けたら、
2〜3週間で顔が1.2倍に腫れました。
砂糖と炎症は、
これほど直結しています。


ただ、ここで大事なことがあります。
「じゃあグルテンも砂糖も
全部やめなきゃいけないのか」
そう思うと、
一気にハードルが上がりますよね。

私はストイックさを推奨していません。

「完璧にやらなくていい。
まず調味料から変えてみてください。」

醤油、味噌、みりん。
毎日使う調味料を
添加物の少ないものに変えるだけで、
早ければ10日、遅くとも3週間で
肌に変化が出ることがあります。

小さな一歩から始める。
それが、長く続けられる
唯一の方法だと思っています。


サプリも同じです。
「腸活にいい」と聞いて
乳酸菌サプリを飲んでも変わらない。
「抗炎症効果がある」と聞いて
オメガ3を試しても変わらない。
それは、サプリが悪いのではなく、

「あなたに必要なアプローチが
そこではなかった」
というだけのことなんです。

では、どうすればいいのか。

まず、自分の体の状態を知ること。
どこに問題があるのかを
正確に把握してから、
そこに合ったアプローチをする。
これが、遠回りに見えて
一番の近道です。

眞々田容子(Dr.MaMa)
クローバーこどもクリニック院長
P.S.
今日お伝えしたグルテン・砂糖・
血糖値スパイクの話。
「自分はどのタイプに当てはまるのか」
気になった方へ。
体質分析にご来院いただいた方への
特典として、
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